ソ連崩壊、経済危機の深化、そして急速に展開した改革開放路線と、現代キューバの姿は複雑で、一瞬たりとも立ち止まっていない。現代キューバを知るうえで必要な情報を、広範な分野にわたって紹介する。正直、あまりオススメはしません。
複数の著者、多くは大学の先生がそれぞれの章をバラバラに書いており、特に歴史の章は点が線・面に繋がらない感じがします。歴史の章は、多くが尻切れトンボみたいな文章になっており、「だからどうなったの?」という疑問には答えてくれません。学者の小遣い稼ぎかなという印象です。通史ではないので辞書的に読むというのが正しい使い方かもしれませんが…。
コーヒー、葉巻、ラムなどの文化に関する章は面白かったです。
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