キューバは日本の昭和30年代のような、質素で自由で心豊かな国だった。無料医療を中心とした、キューバ人の豊かな暮らしを伝える。格差社会ニッポンに今必要な要素が見つけられるのでは・・・?!無料の医療・教育、不足する物資、経済統制、格差のない社会など様々な点でアメリカ・日本とは正反対のキューバを、著者の見聞・目線で語ります。
物量の豊かさでは圧倒的なアメリカ在住の小生としては、物質的豊かさを(アメリカのせいで)享受できないキューバでモノの豊かさについてどう感じるのか楽しみです。
この本では、あらゆる点でキューバを礼賛しているような印象を受けます。例えば、有機栽培に力を入れ環境問題に熱心だということですが、実際にはソ連崩壊後農薬が入手できないので仕方なく有機栽培しているのでは?家族や友人同士が食べ物を分けあって皆で楽しむのも、単にモノが足りないので「心豊か」にならざるを得ないのでは?など、疑問は尽きません。
実際のところはどうなんでしょう?行って感じてきたいと思います。
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